アメリカの本家Yahoo!検索が一新されました。

全体的にすっきりと見やすくなったほか、様々な機能が追加されたようです。

Yahoo!の新しいSERP

Yahoo!の公式ブログによると新しいYahoo!の最大の特徴は以下の3点です。

  • Intelligent Search Results – Allows you to explore results from key sites and narrow results using different types of SearchMonkey structured data. Over the past few months, even more enhanced results for product, local, entertainment, reference, social, and tech sites have been displayed automatically. With the new search page design, we have made it easier to see these riche results from an increasing number of sites.
  • Feature-Rich Experience – Provides quick access to search features that make people’s online lives safer and easier, including Search Scan/SafeSearch (which helps protect you from viruses, spyware, and spam while you search) and Search Pad. Now it will be even easier to return to the research documents you have created while searching.
  • Search Assist Expansion – With the new design, our powerful query assistance is still available directly below the search box, but we’ve also incorporated it into the left-hand column for quick access lower on the page, even when the Search Assist layer is hidden. You can use this column to easily explore and discover concepts related to your query. We have added Search Assist to the search box on every Yahoo! page in the U.S. with the launch of a new universal header.

例によって訳すのが面倒なので、英語OKな人はご自分で読んで欲しいのですが、要は、(1)検索結果がより早くスマートになったということ、(2)検索結果をスキャンし、安全かどうかを判断する機能やメモをとって保存したりメールしたりできる『サーチパッド』機能が追加あるいは充実したということ、(3)検索補助機能が充実したということのようです

Yahoo!の新しいSERP

(1)に関しては実際に使い込んで見ないと何ともいえないのですが、私がとりあえず使ってみた分には使いやすい印象は受けました。特に下の画像にも出ていますが、関連検索が充実しましたね。後は、以下に適切な結果を返してくれるかが問題になります。インデックス速度とか。

Yahoo!の新しいSERP

Yahoo!の新しいSERP

(2)に関してもどの程度機能しているのかはわかりませんが、左のカラムにSearchScanの項目があり、これでOn/Offをできるようになったり、旧Yahoo!でも提供されていたサーチパッドを一番上に持ってきています。ログインしている状態で、このSearchPadを見てみると、過去に検索し、アクセスしたサイト情報などが記載されている様子が分かります。Googleの「何回閲覧」っていうのと似ていますが、内容をメールしたり、シェアしたり、印刷したりできる点便利といえば便利でしょうか。

Yahoo!の新しいSERP

(3)検索補助機能は確かに充実しています。検索を行うと、Yahoo!のアルゴリズムにしたがって、左カラムにYahoo!関連サービスやWikipedia、Twitter, LinkedIn, Amazon, FriendFeedなどのサービス毎の結果が表示されます。これは非常に探しやすく便利な機能だといえます。ただ、現時点ではどの検索ワードで検索すれば、どのサービスが表示されるのか、あるいはここに表示させるにはどのような条件が必要なのか、ということに関する法則のようなものは分かりませんでした。

Yahoo!の新しいSERP

今回のアップデートは他にもYahoo!のポータルトップのデザイン変更や、Yahoo!メール、メッセンジャーでの変更とほぼ同時に行われたようです。次の画像はYahoo!の新しいホームページのものです

Yahoo!の新しいSERP

Bingとの提携で注目を集めていますが、ここに来て新しいサービスの追加や、大幅なアップデートなど様々なことに着手してきていますね。本家の動きは日本のYahoo!にも大きな影響を与えるでしょうし、本家に続くアップデートの可能性も考えられるので、そういう意味でも今後Yahoo!には注目しておかなくてはいけないようです。最近、よく見かける「x.search.yahoo.co.jp」もこういったアップデートの関係なんでしょうか。