米国サンノゼで開催された「Search Marketing Expo(SMX West 2014)」で連日興味深い報告がされていました。
様々にブログやツイートで報告されていますが、個人的にひとつひとつを記事にしている余裕がなかったので、既に公開されている記事を参考に気になったものをメモとして下記にまとめてみました。

FacebookやTwitterはソーシャルシグナルとして利用しておらず、Google+はパーソナル検索でのみ利用している

Amit Singhal氏がDanny Sullivan氏からの質問に対し、これまでのGoogleの発言と同様、「Twitterのデータにアクセスできない」などの理由で順位を決定するシステムに組み込んでいないとしています。また、Google+を利用することはできるが、ユーザーのことを考えて、パーソナル検索だけに利用していると回答しました。

参考記事

「Author Rank」が使われているケースがある

Amit Singhal氏が「著者の評価(Author Rank)」は自然検索の順位決定には使っていないが、将来的には可能性がある、と発言しました。一方でMatt Cutts氏が「In-depth articles」機能等一部の状況では利用されていることをツイートしています。

参考記事

Google Analyticsの「(not provided)」の解決方法を模索している

プライバシー保護の目的で導入されたWeb検索のSSL化で、自然検索からの流入キーワードが取得出来なくなり、Google Analytics上でキーワードに代わり「(not provided)」が表示されるようになっている問題について、Amit Singhal氏が解決する方法を模索していることを明らかにしました。ただ、キーワードを取得できる広告側と話し合っているとの発言はあったものの、具体的な内容について示されておらず、何らかのかたちでキーワードを確認できるようになるかどうかは今のところ分かっていません。

参考記事

次世代のパンダアップデートを開発中

GoogleのMatt Cutts氏が「次世代のパンダアップデート」を開発中であることを明らかにしました。Cutts氏によると、このアップデートは小規模なサイトやビジネスに対し直接良い影響をもたらすもの、としています。時期や具体的な内容については明らかにされていません。

参考記事


今回は個人用のメモ程度の記事ですが、参考になれば。
詳しくはリンク先をご覧になることをお勧めします。