先日ポストした記事「GoogleがSocial Searchを一般公開」で、「ただ私の場合はまだここまでで、思いつく色々な言葉で検索してみましたが、結果にSocail Searchと関連した表示が現れることはありませんでした」と書いていたのですが、ようやく一部確認できましたので、ご紹介します。

といっても、まだ一部のようで、「Google Reader」に登録しているものしか表示されていません。次の画像はサーチウィキでソーシャル検索に絞った場合の画面です。

SearchWikiでのソーシャル検索結果

1~10位に関しては一部かなり個人的な関係が表示されていたので敢えて11位~19位の表示です。私の記事が表示されていたのは偶然ですね。画面をよく見ていただくとお分かりだと思いますが、日本語を優先言語にして検索しています。

次の画像は通常のWeb検索画面に表示されていたソーシャルな検索結果です。「Facebook」で検索しましたが、よく見る新野淳一氏のPublickeyの記事が表示されています。

通常検索でのソーシャルな結果

他にも色々検索してみましたが、検索結果の表示順位を見る限りにおいては、例えば「SEO」というキーワードで検索した場合、次のような傾向が見られました

  1. 実際に知っている、あるいはメールでやりとりしたことがある、などプライベートで付き合いがある人が上位に表示されるケースが多いように思われた
  2. SEOと同じくらい私が興味を抱いているHTMLやCSSが専門である方々のSEOに関する投稿記事が、SEO専門の方々の投稿と同じ程度に混じった結果が表示されていた
  3. 検索するたびに少しずつ結果が変化していた

これらのことから考えると、単に、関連する人々の中からGoogleの通常検索において評価の高い記事を並べた、というわけではなく、ソーシャルサーチ独自のアルゴリズムというものがそれなりに作用していると考えてよさそうです。個人の趣味や関心といったものを総合的に判断した上で、検索結果を表示しようとしているのでしょう。あくまで私が個人的なアカウントで調べてみた結果ではありますが。

先日画面をきちんとお見せできなかったのが気になっていたので、とりあえずご紹介できて気分的にもすっきりしました。