旧年中は大変お世話になりました。
今年も宜しくお願い致します。

年明け一つ目の記事をどうしようかと考えて、「2009年締めのご挨拶」で掲載しようと思いつつ忘れていたので、昨年のアクセス解析のデータから、読まれた記事のTOP5を掲載いたします。

ランキングにははてなブックマークを使ってもいいのでしょうけれど、それは当ブログのサイドにあるリンクを見ていただければ分かると思いますし、敢えて使わないでおきます。

また、本当はTOP10ぐらいはすべきなのかも知れませんが、開設後まだそれほど時間が経っていませんので、今回はとりあえず、5つだけということにして2009年を振り返ってみたいと思います。

1. Googleのアルゴリズムを構成する要素

1位は文句なしでこの記事でした。Search Engine Journalに投稿されたAnn Smarty氏の「Let’s Try to Find All 200 Parameters in Google Algorithm(Googleのアルゴリズムに含まれる200全てのパラメータを見つけよう)」を邦訳したもので、その後も元記事の更新に併せて現在130要素まで数が増えています。

こういう記事に巡り合えたことも幸運でしたが、私が翻訳できたことも幸運でした。特に著者であるAnn Smarty氏と様々にサポートしてくださった、鈴木氏藤井氏には感謝しています。またTwitterでツイート / リツイートしてくださった皆さん、SBM等で広めてくださった皆さんにも感謝しています。ありがとうございました。

2. Googleのパーソナライズ検索とSEO

2位はこの記事でした。Googleのパーソナライズ検索の導入について、いくつかの記事を拠り所にしながら、自分なりの考えをまとめてみました。この記事の主な目的はパーソナライズ検索がSEOを殺すのではなく、むしろより必要なものにしていくのではないか、と主張することでした。順位至上主義に陥らず、幅広くSEOに取り組んでいくことが今後まずます重要になっていくのではないかと思っています。

3. 今できるBingのSEO対策

3位はこの記事でした。Bingが正式に日本に導入されるまで、あるいはYahoo!と統合し、その後の全貌が明らかに成るまで、何もできない、しなくてよい、という意見を結構見かけたので、自分なりに今出来ることもあるのではないかと考え、いくつかの記事から時間をかけて書いた記事でした。取捨選択や翻訳に思った以上に時間がかかったため、この記事は確か完成まで丸1日以上費やしたと思います。それだけに多くの方に読んでいただけて嬉しいです。

4. Twitter SEO – ツイートを最適化する9つのポイント

4位はTwitterを扱ったこの記事でした。Twitterが検索エンジンに特別扱いを受けつつあり、またマーケティングに利用しようとする方々が増えてきていたことから、ツイートをいかにして効果的に行うかについて考察したものです。多くの海外記事に目を通し、自分なりにも試行錯誤して書いたことを覚えています。結果的にその大半は使われず終いでしたが、個人的には適当な分量で公開できたのではないかと考えています。

5. FlashとSEO – Flash最適化の方法と問題点

5位はFlashをどう扱うかに焦点を当てたのがこの記事でした。Bing系の記事が強いかなと思っていたのですが、これは私にも意外でした。この記事に関しては検索エンジン経由でも先のTwitterと並んで、アクセスがありましたし、Flashについて興味がある人は多いのでしょうね。個人的には「Youtube SEO | ユーチューブを最適化する18の方法」と併せて読んで頂きたければ嬉しいです。

こうした文章主体のブログを書くのは始めてでしたので、自分で振り返ってみてもそれなりに思い出のある記事が多いです。

今年の目標は一先ず、これらの記事よりも良い記事を書くこと。そして、可能であれば、それをもう少しペースを上げて書くことと、文章をもう少し短くまとめることでしょうか。全般的に長い記事が多いですから。

私の書く記事が、皆さんのウェブサイト運営のお役に立つことを願いつつ、今年も時間を見つけてブログ記事を書いていきたいと思います。