SQL cups
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SEOモードやTyto-Styleで利用しているさくらのレンタルサーバー、随分前にMySQL5を選択できるようになっていたのですが、特に変更の必要も感じなかったので今までそのままにしておきました。しかし、WordPressのバージョン2.9にアップデートするために必要になったことに加え、急に、今のうちにアップデートしてしまおうという思いが強くなったので、そのまま勢いでMySQLのバージョンを4から5に上げ、ついでにWordPressのバージョンも2.9.2アップしました。

参考にしたのは次の記事です。とても助かりました。

基本的な手順や注意点に関しては、上の記事に書かれている通りです。次のような手順で作業を行いました。

  1. データベースのエクスポート
  2. DBファイルの編集
  3. DBファイルの圧縮
  4. MySQL4のDBの削除
  5. MySQL5のDBの作成
  6. phpMyAdminの設定変更
  7. DBファイルのインポート
  8. wp-config.php / mt-config.cgiの編集

しかし、上記そのままでは更新することはできませんでした。具体的には次のところで少しつまづいたので、個人的なメモを兼ねて書いておきます。

DBファイルの編集

DBファイルの編集に関して参考にした記事では次のようになっていました。

データベース名がhogeとだとすると、エクスポートしたsqlファイルには先頭に「DB名hogeのデータベースを作成する」との内容の命令文が1行書かれています。しかし、さくらでDBを作成すると自動的のこのhogeのDBが作成されます。このsqlファイルをこのままインポートすると「DB名hogeのDBはもう既にあるよ!」とエラーが発生してインポートがストップしてしまいます。そこでこの命令文をコメントアウトしてやります。

テキストエディタでsqlファイルを開きます。この時にUTF-8で開く事に注意してください!

上から20行目あたりにある

CREATE DATABASE `hoge`;

を以下のようにコメントアウトします。

-- CREATE DATABASE `hoge`;

これは、おそらくその後仕様の変更があったのだと思うのですが、次のようにさらにもう1行コメントアウトする必要がありました。

-- USE `hoge`;

これのせいでエラーが発生したときは少し焦りました。

私の場合、WordprssとMobavle Typeが同じところに入っているので、少し慎重にやりましたが、上記部分さえ気を付ければ、後は特に問題なくアップデートすることができました。

私はこの種のことに関しては詳しくないので、正しいやり方なのかどうかあまり自信がありませんが、別に問題なく動いていますし大丈夫でしょう。もし私と同じところでつまづく人がいたら参考にしてみてください。